「日本野鳥の会」をバカにしたことはないか? 僕は何度もある。 昔、「紅白歌合戦」で双眼鏡を右手に、カウンターを左手に、観客で埋まるNHKホールで白旗、赤旗を数え、優勝チームを決めるのを手伝っていた。元々、渡り鳥を数えるた [...]
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(↑写真は http://nimg.sulekha.com より。) 「明日いく?! ジェーン・グドールの講演?」 友達の軽い誘いだった。 名前はもちろん知っていた。 霊長類の研究者で、チンパンジーが道具を使うことを初め [...]
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「孫たちのために、小学校まで建ったよ」 と長老は笑顔で話す。 マピ長老には、妻が23人、子供が150人以上、孫が500人近くいる。その孫たちのために、小学校が建った。クラスメイトがみんな親戚というスゴイ世界だ。 車を走ら [...]
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“風待ちの島”ザンジバル。 アフリカ大陸の東、四十キロに浮かぶその島には、大陸と少し変わったオーラが漂う。大陸に沿って、南風が4ー9月まで、北風が11ー3月までに吹く。古来からこの島で多くの船乗りや商人がこの季節風に乗っ [...]
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「マウンテンバイクサファリ」 3年前、アフリカでガイドを始めた時、東京の旅行社をひとつひとつ廻り、営業活動をしていた。 少し特徴がなくては、気にかけてもくれまいと、 初めて提案したオリジナルのサファリ・プランだった。 「 [...]
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アブラハム・マルカ・ライザ。 クリスマス・イブの真っ昼間、そんな名前の青年を探して、もう何時間か土煙をあげて、車を飛ばしていた。 名前の最後の「ライザ」とは古くからあるマサイの一族の名前。この青年もマサイだ。 家の裏に住 [...]
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どこから見るかで、モノの見え方は変わってくる。当然だ。 ここ数年、アフリカ大陸の見え方が気になっている。あまりにも大きいかせいか、見方によって全然、違って見えるのである。全体像をつかむのはとても難しい。 初めてそんなこと [...]
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黄金のワールドカップがアフリカに初上陸した。この大陸での初めての大会に、アフリカのみんなの期待がかかる。それが感じたくて、陸路で開催地・南アフリカを目指した。飛んでしまってはつまらない。一週間くらいで着くだろう。フェリー [...]
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友達が住む丘がある。 それは、ライオンやゾウなどの野生動物が多くいることで有名なンゴロンゴロ自然保護区のすぐ南側。年間ナン万人もの観光客がその北を通り抜けるが、その丘を訪れる客は少ない。 時折、シマウマやキリンも通るが、 [...]
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山は嫌いな方だった。 その昔、旅先のネパールで標高5500mのトレッキングに挑戦した。連なる山々は美しかったが、登頂日は高山病で、頭が万力で締められたように痛かった。 「なんで金払ってこんな思いをしているのだろう」。貧乏 [...]
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夜のベランダは心地いい。虫の音が響き、コウモリの呼び声がする。 まだ、南アフリカでサファリガイドの訓練をしていた頃のことだ。 ベランダでランタンあかりで本を読んでいた。ライオンの習性について、ゾウの食事について、キリンの [...]
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毛が逆立つ。 目が覚める。 これがある朝のフロントガラスの前の光景だ。 画面を横切る白い線は、朝方降った雨の跡。ロッジで朝食を済ませ、10分も走ったら、突然、この光景だった。 中央が母親。その周りを子供たちが取り囲み、一 [...]
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シャイなサイに手を焼いている。 奥手なオスたちは、なかなか異性に手を出さないのだ。 200年前、アフリカ中に100万頭もいたクロサイ。サイの角を求めた密漁で1980年代に激減し、今はわずか2500頭。奥手な彼らの繁殖サイ [...]
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突然、チーターが駆けだした。 アリ塚の上で寝転んで、息子とじゃれあっていた母さんチーター。いったん、顔を上げたと思ったら、そのまま、急に小走りでスタスタスタ。脇にいた息子もつられて、スタスタスタ。 次の瞬間、母さんチータ [...]
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今日も気になるヤツがいる。 原っぱに散らばった群れの中に、ポツーんと一匹だけ。よく見るとアゴがひん曲がったハイエナだったり、ブタッ鼻のゾウだったり、耳の折れたシマウマだったり、少し不恰好なヤツら。 どこか物語がありそうで [...]
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ヘッドロック、 スリーパーホールド、 四の字固め・・・・ 関節技を決められているように、枝のマタに、アゴ、手足、骨盤、シッポまで乗せ、体勢を固めて、妙に気持ちよさそうに涼んでいるヒョウやライオン。 居心地のいい場所を見つ [...]
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ここに3対の足跡がある。ほとんどサルのような、原始的な足のあと。大きい2組が男で、小さい1組が女のもの。 およそ360万年前、我々の祖先の3人が、火山灰が降り積もった原っぱを渡ったときの足あと。雨が降ったが直後で、くっき [...]
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薮の中で、ジッと身を潜めていた。 薮の外には、1000頭以上のバッファローの大群が通過中。一頭でも仕留めれば、大変なご馳走。ライオンの体重の3倍にもなる。ライオンの狙いは、群れから、はぐれた、1頭だけ。それをこっそりモノ [...]
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太陽が傾き、アカシアの影が伸び始めたころ、母さんハイエナが、巣穴に戻ってきた。 顔は疲れた表情だが、小走りだ。 気づいた子供たちが、「クーン、クーン!」と鳴き、巣穴から飛び出した。頭を下げて近づき、シッポを振る。まず、鼻 [...]
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ダチョウ 不思議な鳥だ。 他の仲間たちが、空中世界の制覇を目指す中、地上に特化することを選んだアウトロー、はぐれ者だ。妙な共感を持ってしまう。 時折、寂しそうな目をするのを見ると、余計だ。 こんなことがあった。 サファリ [...]
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